産婦人科専門医インタビュー (天神レディースクリニック)

産婦人科専門医

産婦人科と美容皮膚科を経験し、女性の心身を熟知するドクター。産婦人科経験を活かし、専門性の高いマミーメイクオーバー(産後の若返り)治療を提供。

森 智恵子先生

2017/09/11

MEDICALIST
INTERVIEW
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天神レディースクリニック
森 智恵子 院長
Chieko Mori

  • 日本産婦人科学会専門医
  • 日本レーザー医学会認定医
  • 日本抗加齢医学会専門医
経歴
  • 1991年 久留米大学医学部卒業
  • 1993年 国立長崎中央病院 ローテート研修修了
  • 1995年 久留米大学医学部 産婦人科学教室入局
  • 2002年 某美容皮膚科クリニック 入職
  • 2016年 THE CLINIC 入職
  • 2017年 天神レディースクリニック 院長入職

産婦人科専門医として産後の女性をサポート

産後の女性をサポートに関して説明

妊娠・出産によって女性の体には変化が生じるもの。泌尿器系のトラブルや、授乳後に起こるバストの変形に関する相談も多く寄せられています。そんな産後のお悩みをサポートします。

加齢によって肌が衰えるように、女性器や膣といったデリケートゾーンもまた、年齢の影響を受けます。出産、老化で弱まった骨盤底筋が原因の尿漏れや膣の緩みに始まり、臭いやおりもの量の変化、さらには性交渉時の痛みや不感症などまで症状は様々。ただ、人に、特に男性にはなかなか相談できないのがこのお悩みでもあります。対策として骨盤底筋や膣のトレーニングも紹介されていますが、セルフケアでの改善はなかなか難しいでしょう。 そんな女性器・膣のお悩みにおすすめしたい治療法が、アメリカ発のサーミバー(Thermi Va)です。デリケートゾーンの機能面から見た目改善まで総合的な効果が期待でき、アメリカ最大の美容口コミサイトでは、女性器のアンチエイジングとして満足度97%という高評価を獲得しています。

サーミバー(Thermi Va)は、FDA(アメリカの厚労省のような機関)にも認可された高周波機器、サーミRFを用いた施術。従来のメスを使った手術やレーザー治療とは違って、直径1cm程のスティックを膣内に挿入し高周波を照射するという、痛みを伴わないシンプルな工程が特徴です。 この高周波で生み出される熱エネルギーの温度は、コラーゲン新生を促すのに最適とされる40〜45℃をキープ可能。この心地良い刺激により膣内が引き締まり、お悩み例のような尿漏れや入浴後のお湯漏れが改善されるのです。また、pH値を正常な4.5〜5.0に近づけ膣内環境を整えることができるので、臭いやおりものの量も改善。さらには、血行促進で膣の潤いを取り戻す効果も期待できます。つまり、性交渉時の痛みといったセックスレスの原因にまでアプローチできる治療法なのです。 女性器の外陰部をなでるように照射すれば、大陰唇や小陰唇といった女性器のタイトニングにも有効。皮膚のたるみや色素沈着の改善により、見た目にも若返り効果が得られます。

火傷の心配もなく、トリートメントのように気軽なサーミバー(Thermi Va)の施術ですが、やはりデリケートゾーンのお悩みは男性には相談しづらいもの。当院でも、こちらのご相談は産婦人科で20年の実績を積んだ産婦人科専門医の森智恵子ドクターが担当します。 施術の技術はもちろんのこと、これまでの経験を踏まえたアドバイスが可能です。まずはお気軽にご相談ください。

なかなか相談できない女性器の悩みを解消

なかなか相談できない女性器の悩みを解消に関して説明

女性器の悩みは、誰にも相談出来ず、必要以上に深刻になるものです。中でも最も多いのが小陰唇の大きさに関するご相談です。小陰唇は、通常幅1センチぐらいですが、この部分が大きく、脚を閉じた状態でもはみ出してしまうような症状を「小陰唇肥大」といい、ご相談される方が多いです、その他に「小陰唇の左右の大きさが違う」というご相談も少なくありません。当院では婦人科治療も行っておりますので、まずはご相談ください。

膣縮小

デリケートなお悩みで、なかなか相談しづらい部分ですが、産後や加齢で膣を圧迫して収縮している骨盤底の筋力が低下することで起こる膣のゆるみに悩む女性は多くいらっしゃいます。膣内腔を狭くする外科施術で改善が可能ですが、より体へのダメージが少ないレーザー治療・Vタイトニングなら、筋肉から根本的な引き締めが可能です。

産後トラブルを解消する女性のための施術「Vタイトニング」

子宮や膀胱などを支える骨盤底筋群。妊娠・出産の負担から筋力が弱まり、尿漏れや膣の緩みといった症状を引き起こします。このような産後の女性に多いデリケートなお悩みを根本的に解決するのが、レーザー治療のVタイトニングです。 妊娠・出産において、体には大きな負担がかかります。特に、子宮や膀胱、直腸などをハンモックのように股間で支えている骨盤底筋は、大きくなった子宮の重みや分娩時のダメージなどで、筋肉が伸びてしまいます。そのため、出産で緩んだ膣が収縮されず、その違和感やその後の性生活に不安を感じる方が少なくありません。そして何より、尿道の締まりが悪くなるため、ちょっとした腹圧でも尿漏れしてしまうようになり、出産を経験したほとんどの女性がこの症状に悩まされています。 産後の骨盤底筋トレーニングなど、症状を緩和するための運動も話題になっていますが、なかなか効果が得られず、もどかしさを感じる方もいるのではないでしょうか。そんなお悩みを解消するのが、Vタイトニングです。

筋肉にもアプローチする根本的な治療

Vタイトニングは、膣内の粘膜だけでなく筋肉も根本的に引き締めるレーザー治療で、周辺組織へのダメージを最小限に抑えた施術です。 一般的な膣縮小の施術では、膣口から数センチまでしか施術が及びませんが、Vタイトニングなら子宮口付近まで引き締めることができます。また、膣のゆるみに対してなら後壁(肛門側)だけで十分なケースがほとんどですが、尿漏れの状態によっては、膣の前壁(尿道側)も引き締めることで、より確実な効果が得られます。 このように、お悩みの症状によって施術法が変わってくるため、診察でひとりひとりの状況に合った方法をご提案できるのも、Vタイトニングの特長です。

今までの美容外科の手術では一般に膣の後壁の一部のみの縮小でしたので、効果は限定されていました。 このVタイトニングは、膣の前壁の縮小も行いますので、骨盤底筋群の機能を回復させ、出産後の膣のゆるみだけでなく、尿漏れなどのお悩みも解決します。 また、オプションで、外見上の若返りを加えることが出来ますので、機能面だけでなく、見た目を若返らせることもできます。

産婦人科と美容皮膚科で併せて25年、女性と向き合い続けてきた経験から女性の心身を熟知するドクター

女性って少し若返っただけで元気や勇気、やる気が出たりするものですよね。逆に、老化を感じるとマイナス面の志向が強まる傾向があります。 それは産婦人科医の頃から感じていました。ホルモンの関係はもちろんですが、出産の高齢化が進んでいる現代では、出産と老化症状の現れる時期が重なります。そのため、産後に老けたと感じる女性が多く、実際に切実なお悩みもたくさん聞いてきました。 そんな切実な悩みを吹き飛ばして人生に活力を与え、患者さんに心から喜んでいただけるためには、やっぱり一にも二にもコミュニケーションですよね。産婦人科歴も長いので、女性の体や心の知識には誰にも負けない自信があります。ただ、その経験に頼りすぎないということも重要です。ゲストの求めるものは一人ひとり違いますからね。それを汲み取り、その人に最適な治療を提供していくことで理想像に近づければと考えています。