AGAの専門医インタビュー (湘南美容クリニックAGA福岡院)

AGA

AGA、薄毛治療専門のアメリカ毛髪外科学会専門医が作り上げた超精密な長井式植毛手術

長井 正寿先生

2017/08/21

MEDICALIST
INTERVIEW
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湘南美容クリニックAGA福岡院
長井 正寿 院長
Masahisa Nagai

  • アメリカ毛髪学会専門医
  • スポーツドクター
  • 日本臨床毛髪学会前学会長 現理事
  • イタリア国際毛髪学会会員
  • アメリカ毛髪学会専門医
  • アメリカ毛髪学会口答試験官
  • 日本形成外科学会会員
  • 日本皮膚外科学会会員
  • 日本救急外科学会会員
  • 国際毛髪学会フェローメンバー
経歴
  • 1991年 久留米大学医学部卒業 久留米大学泌尿器科勤務
  • 1999年 毛髪移植科勤務
  • 2003年 ナガイクリニック毛髪外科開業
  • 2011年 ウエルネスクリニックグループ 総院長就任
  • 2013年 湘南美容外科クリニック AGAルネッサンスクリニック統括部長
  • 2018年 毛髪部門手術統括医 AGA福岡院院長

早期治療が鍵となる男性型脱毛症「AGA」、女性男性型脱毛症「FAGA」

早期治療が鍵となる男性型脱毛症「AGA」、女性男性型脱毛症「FAGA」

当院で専門的に診療している薄毛治療において適応となる男性型脱毛症「AGA」、女性男性型脱毛症「FAGA」、オペ後やケガの後の外傷性脱毛症、過剰な炎症後の瘢痕性脱毛症に対して、確定診断を行い、内服処方、外用治療に加えて、適応があれば植毛手術を行っています。特に外傷性や瘢痕性脱毛症に対する手術の場合、まず植毛として限られた株数のテスト移植を行い、高い生着率が確保された際は本番植毛を行うことで精度の高い結果を担保する様にしています。

特にAGAやFAGAによる薄毛は、進行性の疾患です。 一度発症すると個人差はありますが必ず進行してしまうので可能な限り早めに治療を開始することが大切です。 また、治療効果を見る為にはマイクロスコープや画像診断を定期的に行う事が非常に大切です。 髪が薄い、薄くないと感じるのは非常に主観的なもので、髪型の影響を受けないスコープは頭頂部や後頭部は自分では見る事が出来ない為、画像診断で客観的に判断することが継続的な治療を行う為に有効です。又AGAやFAGAに対してサプリや育毛剤だけで効果が出る事はほとんどありませんし、個人輸入の薬は偽物の可能性があり、何が混入しているかも分からないので独自に服用することは非常に危険だと思われます。

内服処方だけでなく植毛手術「長井式植毛」も症状に合わせてご提案

内服処方だけでなく植毛手術「長井式植毛」も症状に合わせてご提案

薄毛がAGAや、FAGAという病気の一種であるということがこの数年でやっと一般的になりつつありますが、未だに自分の現状がわからない患者さんは少なくありません。 それは主にインターネットでしか情報を得ることができないからです。 そんな毛髪治療であるからこそ、私は薄毛全般においてまず的確な確定診断をつける事が重要だと考えています。 その上で必要ならまずは内服処方を行います。 しかし特にAGAにおいて薄毛は生え際から始まる為、診察時には時間が経過している場合が多く、処方による改善は限定的になります。 このような場合、患者さんが望む場合は植毛手術を提案します。 特に我々が行う植毛手術は「長井式植毛」という術式で、従来の植毛種々と比べ、数々のアドバンテージを持っています。 移植株の採取においては、後頭部の健常な毛があるドナー皮膚を帯状に採取する方法では一般的に毛根採取率は90%前後と言われていますが、長井式2段階切開法で全例99%を達成、又FUEという毛根ごとにくり抜き採取する方法では、一般の80%程度に比べて92~98%の高い採取率を誇ります。 又新しく作成する毛穴に関しても、一般的なホール(円状)の毛穴に対して0.8mmや0.9mm幅の線状毛穴を作成します。 この目的は移植毛と作成した毛穴もタイトに接着させることでカサブタを防ぎ、抜ける事も少なく4から6か月で、明らかに再発毛が見られます。 これはオペのストレスで術後2週間から3か月で移植毛が一旦抜け落ちるという今までの常識では考えられない結果であります。 又新しい毛穴作成は既存毛の生える向き、角度、毛の流れを考慮して、生え際前面には1本毛を植える事で誰が見ても手術したことが分からない結果を達成しています。 一般的な植毛が4ステップで行われるのに対して、「長井式」では12ステップもの面倒な手順を踏むからに他なりません。 全て患者さんの喜ぶ顔を見たいという「チーム長井」のメンバーだから出来る事だと自負しています。 加えて瘢痕性脱毛症や円形脱毛症後の脱毛斑、外科的オペ後の脱毛、人工毛移植後の瘢痕にも広く対応しています。 AGAに於いて進行し過ぎている為に後頭部の移植毛さえ十分にない場合は、体毛を採取して植えるという体毛移植も行っています。 これらすべての結果は「長井式オリジナル」である独自に編み出した方法によるもので、今でも現在進行形で進化し続けています。

診察に使うマイクロスコープな2種類、その一つは生えている毛の密度、太さ、角度、成長率まで計測可能、画像撮影の為に専用の撮影室を設けています。 これらを使用して我々だけでなく患者さん自身も効果の判定を行うことが出来ます。又植毛手術に関しては移植毛採取の為にFUE(毛包くり抜き装置)が4種類、採取する為のパンチが6種類、加えてARTASというオペサポートロボットも2台あります。移植株を0.8mm~0.9mmの大きさに正確に株分けする為の3D顕微鏡であるマンティス実像顕微鏡を4台使用。更に移植株専用のhypothermasol(ハイポサーマソル)という保存液もあり、ここにしかない最先端の機器が治療を待っています。

友人、家族に対しても自信を持って提供できる医療をご提供します。

薄毛、脱毛症に関して、正確な診断、内服治療、外科的治療全てにおいて我々が一番の医療を提供できると言えるところ。常に勉強し、努力を惜見ません。実際に学会参加、発表・講演等を積極的に行い、このフィードバックをスタッフ全員に行い、知識においても最新、最先端であることを自覚、自負できるようしています。技術に関しては現時点でも国内外で公開オペ等の要請があり、これを定期的に行う事で英語・イタリア語の患者さんにも対応出来、より一層高いものを作り上げています。我々が行うすべての医療は、友人、家族に対しても自信を持って提供できるものでなければならないと常に意識しています。特に植毛手術を私は4回受けており、仲間のスタッフも「チーム長井」による最先端の植毛を2017年に受けているので、これは施術者としてだけでなく、薄毛患者の目線、手術を受けた患者としての経験を伝えていけることが大きなアドバンテージであり、患者さんも気軽にオペ後の経過をたずねて頂けると考えています。

毛髪移植(植毛)は日本においてはとてもマイナーな分野で、ややもすると美容外科の一種と思われがちですが、植毛先進国であるアメリカでは1000ページにも及ぶ教科書がありしっかりと体系化されており、科学的、学問的に確立されています。この教科書に私も執筆させていただき、そのことで国内外からの研修医師が非常に増えました。実は寝ても覚めても植毛と思っていた頃、ある夜寝ていた時、急に最適なドナー採取の方法を思いつき直ぐに起きてこれをノートに書き留めました。これを実用化することで、毛根という皮下にある為見えない盲目的手技を直視下手技に変える事に成功したことがきっかけでした。 しかしこの本は英語で書いてあるため、読めるのはごく一部の人間に限られています。この経験から、自分の技術が最高である事を誇るよりもこの先は日本においても実践的な植毛手術教科書を完成させ、植毛に対して真剣な医療者であれば、日本語で理解できるという環境を整えて、薄毛やはげで人生が楽しめないという人が少しでも減るように努めたいと思いました。もちろん自分の技術を更に高めて、どこにいっても世界一と呼ばれるようになりたいです。

私は元々父親、祖父と三代にわたる男性型脱毛であり自分自身も悩んでいたが、20代までは効果的な治療は何もありませんでした。しかし30歳代、自分の薄毛の進行においてもギリギリのタイミングで、薄毛を改善する治療薬のフィナステリドや植毛手術がある事を知ることができ、実際33歳で植毛手術を受け、処方にて更に薄毛が改善しました。それまでは不可能だった薄毛が治っていく事自体がまるで魔法のようで、これにすっかり魅了されてしまいました。

アメリカにおいて、医師免許維持の為のCME(Continuing Medical Educationの略)にも指定されているアメリカ毛髪学会の試験を経て専門医となり、日本人では唯一のアメリカ毛髪学会専門医口頭試験官の資格を持ち、各種教科書や学会誌でも認められている「長井式植毛法」を行うのは、もちろん国内だけでなく世界でも我々の施設だけです。国内外の学会にての講演や公開オペを行う私たち「チーム長井」と、勝手に毛髪専門医と名乗る(日本には専門医制度なし)医療機関とは明確な差があるのは当然です。

再三になりますが、20年の経験とイタリア、アメリカでの修行、ヘアーラインの魔術師(生え際職人)という称号は、誇りであると共に世間からの我々に対する通信簿のようなものだと考えています。これを生かさない手はないので、今までもそうですが、大学病院や総合病院でも治せないような外傷性脱毛症の治療を請け負ったり、禿げて見えない頭部切開法の指導等、希望する医療機関へのフィードバックをより一層行っていければと思っています。いつかは大学等の教育機関において植毛科を立ち上げて、巷に横行する、科学的なバックグラウンドを何も持たない我流の植毛手術のようなものに、医療者、患者さん共に「ノー」を突きつけられる環境を整備したい所存です。