内視鏡検査
月間400例を越す検査実績に対して99.4%の無痛を誇る内視鏡検査・治療のスペシャリスト
2017/06/30
- 経歴
- 日本大学医学部卒業
- 福岡徳洲会病院
- 大隅鹿屋病院
- 豊見城中央病院
- 方南みどりクリニック開院
卓越した技術と最新機による無痛検査を可能にした内視鏡専門クリニック
早期がんの発見をはじめ消化管における幅広い疾患の診断や治療に内視鏡検査の有効性は既に広く知られています。それでも内視鏡検査を実際に受けたことのある人というのはまだまだ少ないというのが現実です。そこには「内視鏡検査はつらい、苦しい」という皆さんの強いイメージがあるからではないでしょうか。
私たちのクリニックではこの内視鏡検査を、完全無痛でおこない、これまで多くの患者さんから「内視鏡検査のイメージが変わった」「またここで検査を受けたい」などのうれしい声をいただいています。特に内視鏡検査の痛みに関してはアンケートで「全く無い」が98.1%、「ほとんど無い」が1.3%と、実に99.4%の患者さんから「痛くない」という評価をいただいているのです。(当クリニック調べ)
また、私たちは内視鏡検査時の苦痛を無くすだけでなく、下部内視鏡検査時に必要な下剤の飲むつらさを無くす方法や、時間的に手術や入院ができない方のための内視鏡による治療など、私たちにしかできない医療で社会貢献していきたいと考えています。
効果の高い鎮静と「水浸法」で内視鏡検査を完全無痛に!
内視鏡検査を無痛でおこなう。これにはいくつかの方法があります。まずは鎮静剤を使って患者さんの痛みや不快感をとる方法です。当クリニックでは上部内視鏡(胃カメラ)検査でおこなう、反射を抑えるためののどへの局所麻酔とともに、静脈注射による鎮静を、上部、下部内視鏡(大腸カメラ)の両方でおこなっています。患者さんは検査中、鎮静により眠っていて、内視鏡検査について苦痛を感じることはありません。短時間でよく効き、覚めるのも早い鎮静剤を使っていますので患者さんが意識を失っているのは20分程度ですが、この間に検査は終わっています。しかし、鎮静状態であるにも関わらず患者さんが痛みを感じる場合があります。それは下部内視鏡を腸の奥へと進める時に、腸の内壁に引っかかって、なかなか通過できないときに起こる痛みです。腸管は普段は内側にしぼんだ状態で内視鏡はその間を向きを変えながらかき分けて進んでいくのですが、個人によって癒着があったり、かたちも様々で、どうしても通過できないことがあるのです。そのときに空気や二酸化炭素を入れて腸管を膨らませて内視鏡を通りやすくするのですが、これが検査後残ってしまい、患者さんはおなかがはって苦しい思いをするのです。
そこで私は「水浸法」という下部内視鏡の検査法を取り入れています。これは空気や二酸化炭素に変えて水を腸内に送り込んで腸管を膨らませて内視鏡を奥に進めていくという方法です。空気や二酸化炭素と違い、水は送るとともに吸い出すことも可能です。水を送り込むことで腸内にスペースをつくってはまたまた吸い、内視鏡を奥へと到達させることができるのです。患者さんにとっては全くの無痛で、しかも検査後のおなかの張りもない。まさに理想的な下部内視鏡の検査方法なのです。
上部内視鏡、下部内視鏡の検査を1日で!2Lの下剤を飲むことも不要
また当クリニックでは、通常分けておこなわれることの多い上部内視鏡検査と下部内視鏡検査を1日で終えてしまうことが可能です。そしてこの両検査をおこなうことのメリットは時間短縮ばかりではありません。「内視鏡的洗浄液注入法」を用いて、下部内視鏡検査に必要な下剤の飲まなくて済むのです。
これは先に上部内視鏡検査をおこない、後から下部内視鏡検査をおこなう場合に可能な方法で、上部内視鏡検査時に下剤を内視鏡から注入し、上部内視鏡検査が完了してから2~3時間後に排便が終わるので下部内視鏡検査へと移るのです。高齢者や女性でなくても、2Lもの下剤を飲むのは大変なことです。この下剤を飲みきれないために、下部内視鏡検査ができないという方もいらっしゃいます。この上部内視鏡検査と一緒におこなう内視鏡的洗浄液注入法による下部内視鏡検査は、そんな方にも有効な方法なのです。上部内視鏡と下部内視鏡の検査の間は時間もありますので外出も可能。紅茶やコーヒーなど検査に影響のないものなら摂取も可能です。
30~40mmポリープの悪性腫瘍摘出まで。手術・入院が不要な内視鏡治療
内視鏡のメリットは、がんや潰瘍、ポリープなど、消化管の病変を発見できるだけではありません。内視鏡の先端に備わった鉗子類を使用することによって、様々な治療をおこなうことができます。一般的におこなわれている内視鏡治療といえばポリープの摘出です。現在はクリニックでも内視鏡治療をおこなうところも多く、日帰り治療が可能なので多忙で、入院や手術が難しい患者さんには大変喜ばれている治療法です。
しかし、一般のクリニックでおこなわれている治療は、ポリープの大きさは最大で20mm程度。通常は10mm程度までとしているクリニックが多数で、それ以上のポリープだと、総合病院、大学病院での治療に移行します。これはポリープ摘出によって出血や穿孔が起こるリスクを考えてのこと。また、腫瘍が悪性の場合はクリニックで治療をおこなわないことがほとんどです。
一方、当クリニックでは、治療に優れた最新の内視鏡を用い、月間400例以上の内視鏡検査の経験から、ポリープの大きさや良性悪性にかかわらず内視鏡で治療が可能な場合は積極的に治療をおこなっています。腫瘍・ポリープの大きさは40mm程度のものまで対応しています。例えがんであっても内視鏡治療で摘出が可能なものであれば、入院無しで日帰りが可能です。もちろん大きさが40mm以下ならどんな腫瘍でもOKというわけではありません。腫瘍の状況によって基幹病院での開腹手術の方が良い場合もありますので、的確に診断していきます。また当クリニックが積極的な内視鏡治療をおこなえる理由は、国立国際医療センターなどの基幹病院と連携し、外科のバックアップを受けられる環境が整えられている点が上げられます。また内視鏡治療後の出血など、もしもの事態に対応できるよう、例え深夜でも施術後の患者さんと連絡がとれる体制をとっているのです。
総合病院に匹敵するNBI観察拡大内視鏡と超音波内視鏡
NBI(狭帯域光観察)とは近年の内視鏡検査で注目され導入されている技術で、青と緑の2つの短い波長の光を粘膜に当てることにより、粘膜の細かい表面模様や毛細血管の様子をくっきりと映し出す技術です。複雑な形状になるがん細胞やその血管を見つけやすく、小さな咽頭、喉頭、食道のがんを発見するのにとても有効な技術です。他施設での検査結果では、NBIを用いない検査での発見率が咽頭・喉頭が8%、食道が55%だったのに対し、NBIを利用すると咽頭・喉頭100%、食道99%まで発見率が上がったとのデータがあります。当クリニックではこのNBIによって得られた画像をさらに80~100倍ほどに拡大して観察するスコープを使用し、胃や大腸がんの広がりや悪性度などの正確な診断を可能にしています。
さらに当クリニックでは、この6月に超音波内視鏡を導入しました。これは、これまで内視鏡で検査することができなかった肝臓、胆のう、すい臓などの臓器を超音波で検査するための最新機器で、内視鏡の先端部に超音波装置を取り付けています。体外からの超音波検査では見つけることができなかった病変に対し、十二指腸や腸などより近い部位から検査をおこなうことで発見を可能にする検査機器です。疑わしい部位に関しては先端に装備する針を使って組織検査も可能です。特に発見が難しいすい臓がんの早期発見に大いに期待されています。
内視鏡専門クリニックとして私たちの取り組み
NBI観察拡大内視鏡、超音波内視鏡はどちらも国内では大学病院や総合病院などの基幹病院に配備されている機器で、当クリニックは内視鏡専門クリニックとしての最先端の医療環境を整えています。特に超音波内視鏡はクリニックでの導入は国内初。基幹病院に配備されている超音波内視鏡を使った検査は数ヶ月待ちもざらで、当クリニックでは、この最新機器による検査を多くの患者さんに身近に、迅速におこなっていただけるように導入しました。既に多くの患者さんからご予約いただいている状態です。
当クリニックにはオフィスが多い周辺の環境から20代から40代の男性、女性両方の患者さんが多く来院されています。また新宿というターミナルにあることからインターネットで検索して当クリニックでの検査を希望される患者さんもたくさんいらっしゃいます。20代の若い方々の内視鏡検査では、がんや重篤な疾患がある可能性は実際にはとても低いです。しかし当クリニックで完全無痛の内視鏡検査を受けていただければ、内視鏡検査への抵抗がなくなり、いざというとき積極的に内視鏡検査を受けていただけるはず。それはその人が生涯を通じてがんなどの重篤な病気を発見しやすくなることを意味しています。またそのひとが「内視鏡検査は苦しくないよ」と周辺の人々にいっていただければ、内視鏡検査のイメージもそこから変わっていくはず。私たちはそのためにも完全無痛の内視鏡検査を広くおこなっていこうとしているのです。
これまで受けた内視鏡検査が苦しかったと感じていらっしゃる方、または抵抗があって一度も受けたことない方へ。どうかこの新宿内視鏡クリニックで検査を受けてみてください。完全無痛の検査に、これまでの内視鏡のイメージががらりと違ってくるはずです。