H5年に久留米大学を卒業し約24年間、脳神経外科医として大学病院、救命センター、地域中核病院にて勤務してまいりました。診療の際、常に心に思っていたことは【名医たらずとも良医たれ】という言葉です。救命センターに運ばれ一刻を争う病状の方やそのご家族に、その病状と必要な治療、予想される治療経過などをできるだけわかりやすく御説明し、最善の手術、治療を行わせていただき、手術後の経過も患者さんとご家族にできるだけ寄り添うように進めてまいりました。
そのような経験を元に、当院ではホスピタリティーにあふれた、優しさと温かさのあるクリニックにしていきたいと考えております。
診療に関しては、脳神経外科専門医として神経疾患を中心に診療を行ってまいります。特に、頭痛、脳卒中、認知症、パーキンソン症候群、脊髄疾患の診断、治療、それらの疾病予防のための生活習慣病等の診断、治療を中心に神経系総合医として地域の皆様の脳の健康を守りたいと思います。当院では正確、迅速に診断を行うため、1.5テスラMRI、マルチスライスCTを導入しました。もし万が一、手術、入院が必要な場合は近隣の総合病院と連携し、安心して治療が受けることができる体制を整えております。
しかし、病気にならない事が一番大切です。当院では脳卒中と頭痛発作の予防に力を注ぎたいと考えております。高血圧、高脂血症、糖尿病などの生活習慣病の予防、コントロールをしっかり行い、動脈硬化性疾患を予防することで、脳卒中を減らすことが当院の使命の一つと考えます。また、当院の使命のもう一つは慢性頭痛の診断、治療です。頭痛は鎮痛薬等での痛みの治療も必要ですが、慢性頭痛の方にとっては発作予防、軽減も重要です。可能な限りの発作予防に取り組みます。
迅速、正確に診断、治療を行い、神経系【良医】として地域の皆様に寄り添い、優しく温かいクリニックとして皆様に厚い信頼をいただけるように努力してまいります。