人間はストレスに直面し、自分に危害が及ぶ問題を認知すると、反射的に交感神経が緊張し、無意識レベルでストレスを排除・回避しようとします。
しかし、事態の解決が上手くいかず、解決策もなく、援助も得られない時は、不安、憂うつ感、いらだち感、などの心理的問題が発生します。
そんなとき、身体の中では ①神経系 ②内分泌系 ③免疫系などが反応し、個体の恒常性を回復し維持しようとします。
しかし、それが慢性的・持続的に続くと、身体機能にも破綻をきたしてしまいます。
心の健康状態を、西洋医学的な科学的な根拠をもって、診断・治療することは大変大切なことですが、それだけでは解決のつかない問題も多いものです。
当院では東洋医学的思想 『心身一如』(現代医学の“精神・身体二元論”に対し、東洋医学の、“精神と身体とは相互に関連しており、さまざまな精神活動や感情は、内臓や他の機能と相関関係がある”という考え方)から心の問題を捉えていくことが必要だと考えております。
ストレスは体すべての疾患の元となり得ます。
心と体の相関関係を大切にし、健康を維持する。全ての人が、いつも笑顔で、充実した毎日を送れますように。
それがアイさくらクリニックの願いです。